



座ると痛いし、この痛みはいつまで続くんだろう、、、

今回は、痔を早く治すための方法などご紹介しますね。
妊娠・出産を経験した女性の多くは、痔のトラブルに悩んだことがあるのではないでしょうか。
実際に、妊婦の約85%以上が痔を経験しているんだそう。
程度の差はあるにしても、痔は早く治したいですよね。
今回は、出産後の痔の悩みを解消する方法など書いていきたいと思います。
◆
私も出産後の痔の痛みに苦しんだ経験があります。
経験したから分かる、あの辛さ(゚A゚;)ゴクリ
今回の記事が、産後の痔に悩むママのお役に立てればと思います。
痔で悩む女性は多い
この記事の目次

痔って男性がなりそうなイメージがありませんか?
しかもなんとなく中年の男性、、、
しかし、実際は痔に悩む男女比は半々なんだそう。
自分の痔に気づいていない方も含めると、なんと成人の半数以上は痔らしいですよ。
妊娠・出産が痔のきっかけに?!

産後、会陰切開の痛みだと思っていたら痔の痛みでした(ToT)/~~~
これ私の実体験なのですが、同じような経験をしたママは結構いるみたいで。
妊娠中・出産前後はさまざまな要因から、痔になりやすいんです。
ただ、妊娠・出産で痔になった場合は、体力が戻ると改善するのでご安心を。
個人差はありますが、だいたい産後2ヶ月以降で徐々に良くなると言われていますよ。
出産後になりやすい痔のタイプとは?

出産前後の痔の症状は、95%以上がイボ痔なんです。
肛門周りを触るとプニッとしたものがありませんか?
それは肛門の外側にあるイボ痔です。
肛門の内側にあるイボ痔は、気づかないうちに悪化することもあるので注意しましょう。
妊娠・出産前後に痔になる理由

妊娠後期になると、約85%のママが痔になるという調査結果もあるほど。。。
なぜ妊娠中、出産前後は痔になりやすいのでしょうか。
一番の原因は”便秘”
痔と便秘が関係しているって知ってましたか?
便秘⇒硬い便を出そうといきむ⇒肛門周りに負担がかかる
肛門周りにかかる負担が、イボ痔や切れ痔を引き起こす要因になります。
もともと女性は便秘の人が多いのですが、妊娠すると便秘が悪化しやすくなるんです。
- ホルモンの影響で腸の動きが悪くなる
- 運動量が減り血行が悪くなる
- 赤ちゃんが大きくなり腸を圧迫する
理由は様々ありますが、便秘の悪化から痔を発症してしまう女性が多いことがわかりますね。
出産中の「いきみ」が痔を悪化させる
妊娠中に発症していた痔がある場合、出産時の「いきみ」によりさらに悪化してしまいます。
長くいきむことでどうしても肛門に負担がかかりますからね。
「いきみ」による痔は、予防が難しく病院でも対処していないことが多いようです。
産後の育児疲れや水分不足
特に授乳をしているママは、水分不足になりがちです。
そのため、便が固くなって便秘を悪化させることがあります。
赤ちゃん優先だと、やはり自分の体は二の次になりますよね。。。
痔を悪化させないためにも、水分を摂るように心がけましょうね。
痔の原因は便秘です。妊娠・出産とママの体は痔が悪化してしまうことが多いのが事実。
痔を予防するためにもまずは便秘を改善することが重要です。
出産後の痔の悩み まずは便秘を解消しよう

痔を早く治すためには、まず便秘を解消することが重要です。
便秘を解消するために意識することについてご紹介します。
水分補給をする
水分をしっかり摂ることで便が柔らかくなるので便秘解消につながります。
特に授乳をしている場合は、水分が不足しがちなので意識をして水分補給をしてくださいね。
朝起きてすぐにコップ1杯の水を飲むのもおすすめです。
食物繊維の多い食事を意識する
食物繊維は、腸の動きを活発にするのに効果的です。
- 野菜
- いも類や豆類
- 海藻(ひじき、寒天)
- 果物
食物繊維を多く含む、これらの食材をとるようにしましょう。
体を動かす
適度な運動は、腸の動きを活発にし、排便をスムーズにしてくれます。
軽いストレッチやヨガなどでもいいと思いますよ。
同じ姿勢ばかりだと、血行も滞ってしまいますからね。
血行をよくすることが大切なんです。
便意を感じたら我慢をしない
赤ちゃんがそうはさせてくれないかもしれませんが、、、
当たり前のことが、子育てをしていると出来ないことが多いですよね。
自分を大事に、自分の体に正直に。
便意を感じたら、出来るだけ我慢しないようにしましょう。
便秘を解消するためには、水分、食事、運動を意識することが大切です。便秘を解消して、痔を悪化させないようにしましょう。
出産後の痔の悩み 早く痔を治すためのケアとは

痔を治すために便秘解消も大切ですが、他のケア方法についてもご紹介しますね。
しっかり休んで出産の疲れをとる
これは基本中の基本かもしれませんね。
疲れがたまると免疫力が落ちるので痔が悪化しやすくなります。
家事はほどほどに疲れない程度に行いましょう。
また横になって休める時は、しっかり休むようにしてくださいね。
体を冷やさない
妊娠中、出産後は下半身の血行が悪くなりやすいです。
腹巻きや靴下、レギンスなどで体を冷やさないようにしましょう。
血行が悪いと便秘、痔をさらに悪化させてしまうこともありますよ。
お風呂で温まる
体を冷やさないと同じですが、湯船につかることで全身の血行が促進されます。
それにお風呂はリラックス効果があるので、気分転換にもなります。
疲れやストレスをためないためにも、湯船につかってリフレッシュすることもおすすめです。
疲れをためないこと、血行をよくすることは痔を治すために大切なことです。出産後は赤ちゃん優先の生活になりますが、自分をいたわることも忘れずに。。。
出産後の痔の悩み 痛みを改善する方法

痔の悩みの一つに、痛みがありますよね。
座ると激痛で座れないなど、本当にツライ。
少しでも痛みが改善する方法をご紹介しますね。
円座クッション
やはりこれでしょう!私も使っていました。
お尻の部分が丸く開いている、ドーナツ型のクッションです。
ご飯を食べるとき、授乳中など座る時に使うといいですね。
肛門に負担をかけない、とっても優しいクッションです(^^)
お尻を温める
カイロ、湯たんぽなどでお尻を温めましょう。
お尻周りの血行をよくすることは、痔を改善するのに効果的です。
血流がよくなると、少しは痛みが和らぎますよ。
痔に効く入浴剤を使ってみる
調べると痔に効果的な入浴剤ってあるんですよ。
ハーブや薬草が入ってるものが多いようです。
疲労回復、血行促進に効果があるので、使ってみてはいかがでしょうか。
今ある痔を刺激しないようにし、出来るだけ長時間座るのは控えましょう。また血流をよくすることで痔の悪化を予防できますよ。
出産後の痔の悩み 症状が悪化したらすぐに病院へ

痔は放置していると、なかなか治らない場合があります。
気になる症状がある場合は、病院で相談してくださいね。
妊娠・出産に伴う痔の場合は、かかりつけの産婦人科でOK。
軟膏や座薬などの薬や内服薬で治るケースが多いです。
ただし、重度の場合は外科手術が必要な場合もあります。
お尻に違和感を感じたら、悪化する前に病院に相談するようにしましょう。
最後に。痔と間違いやすい病気について
痔と同じような症状でも別の病気である場合があります。
- 排便時に肛門から出血がある
- 痔が出たまま治らない
- 急に便秘になった
- 便秘と下痢を繰り返す
女性の場合、生理前後は便秘になりやすいので判断が難しい気もしますが。。
このような症状がある場合は、早めに病院で診てもらいましょう。
〈まとめ〉出産後の痔の悩み 便秘改善と血行促進でケアを
今回、出産後の痔の悩みについて書きましたがいかがでしたか?
実は、多くのママが痔で悩んだことがあるって驚きですよね。
痔を悪化させないためにも、日頃から便秘解消、血行促進を意識しましょう!
◆
私も出産後、痔の痛みで座れず、すぐに薬を出してもらいました。
妊娠中にあった肛門あたりの小さいぷにぷに。
出産後は巨大化していてビックリしました。
このぷにぷにが熱をおびて、痛いのなんのって。。。
ドーナツクッションがなかったら授乳は絶対出来なかった(^_^.)
出産ってほんと何があるかわかりませんね笑
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これを読んでくれているママの痔の悩みが早く解決しますように。
心から願っております☆
長文お読みいただき有難うございました。